ALL SPORTS NURSE導入事例 vol.2
U6ランバイクチャンピオンシップ機構
スポーツ救護専門の看護師プラットフォーム「ALL SPORTS NURSE」の導入事例を紹介します。
第2弾は一般社団法人U6ランバイクチャンピオンシップ機構です。
一般社団法人U6ランバイクチャンピオンシップ機構 CSO(最高戦略責任者)の佐藤豪様にランバイクの魅力や目指す世界、ALL SPORTS NURSEをご利用いただいた経緯や感想を伺いました。
佐藤豪(さとう・ごう)
幼い頃よりサッカーに親しみ、Jリーグ・ベガルタ仙台ユースを経て、東京学芸大学でサッカー選手として活躍。その後、大手スポーツメーカーに入社し、サッカースクール運営などに携わるうちにブラインドサッカーと出逢い、2014年よりNPO法人日本ブラインドサッカー協会に参画。“世界初“の大会ブラインドサッカーワールドグランプリ実行委員長を務めた。2021年3月より一般社団法人U6ランバイクチャンピオンシップ機構CSOに就任。
ランバイクとは
ランバイクとは、足で地面を蹴って走る、新しいタイプのキッズバイクです。
2歳前後から乗ることができるため、初めての乗り物といえば三輪車という時代から、現在は「ランバイク」が主流になってきています。
主力メーカー「ストライダー」の販売台数から、未就学児の10人に1人がストライダーを所有していると考えられており、ランバイクメーカーは複数あるため、さらに高いランバイク所有率が期待できます。
2010年日本で開催された世界初のランバイクレース「ストライダーカップ」を皮切りに、全国各地でランバイクレースが開催されており、年々市場が拡大している注目のスポーツです。
U6ランバイクチャンピオンシップ機構の理念
一般社団法人U6ランバイクチャンピオンシップ機構は、「ランバイクを全てのスポーツの始まりに」をビジョンに掲げています。
ランバイクが日常になり、競技としても人気が高まる中で、競技ランバイクを卒業した子どもたちが、BMX・陸上・サッカーなど、様々なスポーツで大活躍しています。
当機構は、幼少期にパパママとともに一生懸命ランバイクに取り組んだという経験が、子どもたちの身体的・精神的な発達にポジティブな作用をもたらし、将来のトップアスリート育成につながると確信しています。
そして、ランバイクを文化にすることで、日本のスポーツ界を強くする礎を築きたいという想いがあります。
また、スポーツ人口という観点で、各競技統轄団体に選手登録をする子どもの数が年々減っているという課題があります。例えば、日本サッカー協会に登録している12歳未満の選手数は年々減少傾向で、2013年のピークと比較すると6万人以上減っています。
その理由として、少子高齢化の影響はもちろんありますが、スポーツ選手やアスリートの世界に対して憧れを感じる子どもたちが減ってきているのではないかと感じることがあります。
ランバイクを通じて幼少期のうちにスポーツの魅力に触れ、スポーツ習慣を確立することで、スポーツ人口が増え、大人になってもスポーツに関わり続ける人を増やすことができるのではないかと思っています。
■団体概要
団体名:一般社団法人U6ランバイクチャンピオンシップ機構
設立:2021年1月
代表理事:星川 大地
事業内容:
・ランバイクに関するポータルサイトを含むウェブサイトの運営及び管理
・ランバイクに関するイベントにおけるインターネットを介した受付、案内、及び取次業務
・各種スポーツ選手の育成及び指導
・各種イベント、セミナー及び講習会の企画、制作、運営及び実施 など
URL:https://u6-runbike.jp/
ランバイクの魅力
ランバイクには、競技に取り組む子ども・パパママにとっての魅力はもちろん、ランバイクをみる人にとっての魅力もあります。
ランバイクに取り組む子ども・パパママにとっては、
● 楽しみながらトップアスリートに必要な能力(運動能力・競争心・向上心など)を高めることができる
● 幼少期の大事な時期に、親子の時間を増やすことができる
● 全国各地のランバイク仲間に出会い、多様な人と関わることができる
などたくさんの魅力があります。
ランバイクをみる人には、「こんなに小さい子どもでもあんなにスピードを出せるんだ」「すごい集中力だな」といった衝撃を体感していただけると思います。
私自身、初めてランバイクをみたときは衝撃を受けました。
スピード感はもちろん、直線からカーブにぐーっと集結するときの駆け引き、コース選択の意思決定など、子どもたちの可能性というものを感じることができ、とても惹きつけられます。
第0回 U6 RunBike JAPANCUP in横浜ベイエリア supported by SHINKOKAI KID’S GENKI PROJECT × Agriculture Center
当機構は、2022年度より全国各地でランバイクレースシリーズを展開していく予定です。
今大会は描く未来に向けて歩みだす、という位置づけから、第0回大会と銘打ち開催いたしました。
新型コロナウイルス感染症対策の制約がありつつも、多くの方に関わっていただき、無事開催できましたこと、心より感謝申し上げます。皆さまに協力いただいたおかげで、今後に期待を持てるようなイベントになったのではないかと思っています。参加者の皆さまからもポジティブなフィードバックを多くいただきました。
子どもたちやパパママをはじめ、関係者の皆さまがわくわくできるレースの場所をつくることができたという実績は、今後の自信になりました。
今後、当機構の事業を継続・発展させていくためにも、「ランバイクを全てのスポーツの始まりに」のビジョンに共感してくれる企業や関係者を探して、一緒にビジョン達成に向けた世界を創ってくださるパートナー・仲間を増やしていきたいです。
■イベント概要
日時:2021年10月24日(日)8時00分~17時00分
会場:神奈川県横浜市中区新港1丁目4 横浜ハンマーヘッド第3駐車場
大会救護レポートはこちら
https://careprosports.com/news/picked/211024u6runbike/
ALL SPORTS NURSEへのメッセージ
私が元々いた日本ブラインドサッカー協会で、ALL SPORTS NURSEを利用してお世話になっていたので、競技は変わりましたが、ランバイクの大会でも依頼させていただきました。
会場に医療従事者がいるという安心感は非常に大きいです。
救護計画書の会場近隣医療機関の情報から、大会後の報告の内容まで、とても丁寧に対応していただきました。
大会中も、幸い大事には至らなかったですが、転倒が起きたときの担架のスピード感はすごかったですし、レースや会場全体を見ながら、局所的に何か起きたときの把握力・集中力がすごいなと思いました。
レースに参加する子どもやパパママだけでなく、私たち運営側も安心します。
また、私たちの信用にもつながるサービスだなと思っています。
今後も救護だけにとどまらず、ビジョンの発信など含めて、ランバイクナースとして、ビジョン達成のための仲間として関わっていただけたらと思います。
【ALL SPORTS NURSEHP】
https://careprosports.com/
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