イベント救護実績|神奈川VANGUARDS ホームゲーム(車いすバスケットボール)救護

イベント概要
2025年9月13日(土)、藤沢市の秩父宮記念体育館(メインアリーナ3階)で行われた神奈川VANGUARDSのホームゲームにおいて、ALL SPORTS NURSEの看護師が救護運営を担当しました。
看護師には会場受付フロアからの呼び出しにも対応できるように導線を事前に共有。館内のAED設置場所(2階受付事務室)や医務室の利用可否、連絡体制も試合前に確認し、主催者様側とすり合わせを行いました。
当日の競技は車いすバスケットボールというスピードと接触の強度が高いものでした。主催者様側の運営が的確で、場内案内・動線も整理されていたこともあり、結果は救護活動件数0件/受診0件/救急要請0件。ご発注いただいた神奈川VANGUARDS様も63 – 37のスコアで勝利し、大会を無事に終えることができました。
想定された傷病と対応
車いすバスケはスピードと迫力が魅力。そのぶん、切り傷や打撲、捻挫、まれに頭や首の強い衝撃が起こる可能性があります。観客の方の脱水や気分不良にも備え、
- その場でできる止血・冷却・固定、
- 脳震盪の初期評価(意識や呼吸の確認)、
- 必要時の119番通報や#7119(救急相談)の利用、
- 近隣医療機関への搬送基準と連絡フロー、
を事前に整理して臨みました。役割分担も明確にし、看護師は初期対応と救急要請の判断に専念、移送や受診時の費用負担・連絡などは主催者様側・ご家族が担う形です。少人数でも素早く動けるための工夫です。

救護実例
今回の試合はありがたいことに発生事案はゼロ。けれど「何も起きなかった」の裏側には、いざという時の準備がありました。
看護師の所感としては、「転倒後に選手が自分で体勢を立て直す場面が多く、競技の自己回復力に驚いた」とのこと。事前準備を整えて臨んだ結果、最後まで安心して観戦いただけました。
まとめ
救護の理想は“出番がないこと”です。今回はまさに理想的なかたちで幕を閉じました。
ALL SPORTS NURSEでは、イベントの規模や会場の条件、競技の特性に合わせて、リスクを共有 → 導線や物品を準備 → 当日の運用と記録までを一気通貫でサポートいたします。
ALL SPORTS NURSEは、スポーツイベント救護経験が豊富な看護師を全国各地に派遣することができます
スポーツイベント・大会の救護体制は、規模や会場条件に合わせて最適なプランをご提案します。お気軽にご相談ください。